近年のキャッシュレス化が進むなか、導入する店舗が年々増えていると話題のモバイル決済サービス「エアペイ」。
導入を検討しているものの、導入する価値が本当にあるのか判断できず、口コミ・評判を参考にしたいと考えている人も少なくないでしょう。
そこで本記事では、エアペイの口コミ・評判をまとめ、どのようなメリット・デメリットがあるのか解説します。
サービスに問題はないのか?審査は厳しいのか?など、実際に利用した人たちの口コミ・評判を参考に、気になる疑問も徹底解消いたします。
読み終われば、エアペイの魅力的な点や難点をしっかり把握したうえで、自分のお店に本当に導入すべきかの適切な判断ができるようになるので、ぜひ最後までご一読ください。
エアペイ(AirPAY)とは?
エアペイは、リクルートが提供するモバイル決済サービスです。
iPhoneもしくはiPadと専用のカードリーダーを同期して使用するシステムで、複雑な設定をせず簡単に店舗へキャッシュレス決済が導入できるのが魅力です。
クレジットカードや交通系電子マネー、iD、QUICPayなど、幅広い決済に対応しており、対応していない決済手段を見つけるほうが難しいほど。
2015年にスタートした比較的新しいサービスでありながら、決済手段の豊富さと、芸能人を起用したCMで話題を集め、アカウント登録者数30万人超えの人気決済サービスとなっています。
エアペイの基本情報
運営会社 | 株式会社リクルートライフスタイル |
対応OS | iOS |
決済手数料 | 0.99%~3.24% |
入金手数料 | 0円 |
月額手数料 | 0円 |
対応クレジットカード | VISA、JCB、MasterCard、AMEX、DinersClub、DISCOVER、UnionPay |
対応電子マネー | PayPay、au PAY、LINE Pay、d払い、Alipay、WeChatPay |
エアペイ(AirPAY)の口コミ・評判!導入した店舗の口コミを紹介!
エアペイの悪い口コミ・評判
エアペイは比較的知名度の高いサービスということもあり、悪い口コミ・評判もいくつかありました。
ここからは、エアペイを実際に導入した方の中から、不満を感じている方のリアルな意見を紹介します。
とにかく電話の対応が悪い
とにかく電話の対応が悪いエアペイとエアペイQRは窓口が違うがどちらも案内が不十分。質問に対して、あーできませんねーから対処の仕方も教えない。こちらも聞く気にもなれない。電話対応でこんなにモヤモヤした気持ちになったのは初めてです。
みん評
三回審査落ちました
ここは申し込み審査が超厳しくて、しかも三回も出し直したあげくまた、見合わせだそうです。うちは県の認可も受けて営業しています。
銀行の融資より厳しいです。融資は一回で通りました。わたしは元銀行員なのに。あんなにcmや広告出してキャンペーンやっているのに。みなさんご参考に。
みん評
エアペイに不満を感じている方の意見の中で特に多かったのが電話受付の対応。
「上から目線な話し方だった」「質問に丁寧に答えてくれなかった」など、電話中にいらだちを感じた方が少なくないようです。
また、審査が厳しくて通らなかった、審査に時間がかかるなど、審査の厳しさに不満をこぼす方も多数見られました。
エアペイの機能性に関する不満はかなり少なかったものの、サービス対応には若干の難があるようです。
エアペイの良い口コミ・評判
ここからは、エアペイの良い口コミ・評判を紹介します。
実際に導入した店舗の意見なので、今後の導入を検討されている方の判断材料になるはずです。
導入のしやすさと社内浸透の速さを実感
初期導入費用の安さとUIの画面の分かりやすさがとてもいいと思います。
普通カード決済を導入する場合、費用問題や、設定、手続きの難しさなどありますがすんなり導入できました。また心配していた社内スタッフがなれてくれるか?という点でも2ヶ月ほどでしっかりと浸透しました。
ITreview
UIUXが非常にわかりやすい決済アプリ!
UIUXがわかりやすく、従業員が慣れるまでに時間がほとんどかからなかった点がよかった。またそもそも複数ブランド対応しているので、アプリ自体も非常に優秀だと感じている。
ITreview
手軽にカード決済を導入できる
カード決済用の端末が送られてくるので、iPadかiPhoneさえ用意すればすぐに始めることができます。
固定されていないので、持ち運んでどこでもレジ業務ができます。売上がリアルタイムでタブレットやWeb上で管理できるので、売上管理にも便利です。
ITreview
多くの決済方法に対応している
エアペイを導入している場所に就職し驚いたのは、使える決済方法の多さでした。お客様からリクエストされた決済方法はほとんど使用できるので助かっています。
また、操作方法も簡単で誰でも対応できる点で助かっています。
コエシル
導入コストにメリット
店舗を利用する方々の利便性を考えて導入しました。なんといっても導入するにあたってイニシャルコストが安いことが1番です。もちろん通信ツールを契約しなければなりませんがモバイルルーター1台あれば5ギガの契約料でレジの通信容量程度は、あかなうことができます。
コエシル
エアペイを高く評価している方の意見で、特に多くみられたのが「導入が簡単」という声。
iPadかiPhoneを用意すれば簡単に導入できるシステムで、新規申込の際は無償でiPadをレンタルできるキャンペーンを展開しており、導入コストが安く済むと好評です。
また、決済方法が豊富な点から、お客さまからのリクエストに幅広く対応できることも、お店の信頼性を高めるうえで非常に役立っていると支持を集めています。
エアペイ(AirPAY)は簡単に使えるのか使い方を解説!
ここからは、エアペイの使い方を解説していきます。
「使い方が簡単」と評価する意見が多かったとおり、エアペイの使用方法は難しいものではありません。
スマホやタブレットを普段から使っている方なら、問題なく使いこなせるでしょう。
エアペイを使う際に必要なもの
まず、エアペイで決済を行えるようにするためには、以下の3つを用意する必要があります。
- エアペイカードリーダー
- iPadまたはiPhone
- インターネット環境
これらを用意し、iPadまたはiPhoneへエアペイアプリをダウンロードします。
初期設定方法
- ダウンロードしたエアペイアプリでメールアドレス・パスワードを設定し、「AirID」を取得
- 取得したAirID・パスワード・ご利用店舗を入力後、ログイン
- エアペイカードリーダーの電源を入れて、ランプが青色に点滅するまで待つ
- カードリーダーの右下にある緑のチェックボタンを長押し
- iPhone・iPadとカードリーダーをBluetoothで繋げて完了
エアペイアプリ内で設定方法が表示されるため、迷いなく設定は行なえるでしょう。
クレジットカード決済方法
クレジットカード決済は、以下の流れで進めます。
- iPadのホーム画面で「決済」をタップ
- 決済画面で「クレジットカード」をタップ
- 金額を入力して「決済へ進む」をタップ
- 表示画面にしたがってカードリーダーでカード情報を取得
- 暗証番号もしくはサインをもらって完了
iD・QUICPayでの決済方法
iD・QUICPayでの決済方法は以下のとおりです。
- iPadのホーム画面で「決済」をタップ
- 決済画面で「iD」もしくは「QUICPay」をタップ
- 決済金額を入力して「決済へ進む」をタップ
- カードリーダーのディスプレイ部分にカードやスマホをかざしてもらう
- 決済音が鳴れば決済完了
なお、iDでの決済は3万円が上限となっているので注意してください。
エアペイ(AirPAY)導入のデメリットは?手数料が高い?
エアペイを導入する際のデメリットを紹介します。
モバイル決済サービス全体の気になるデメリットとして、手数料の高さが挙げられますが、エアペイは振込手数料がかからず、決済手数料もほかと比べて安いです。
手数料の面では大きなデメリットはありませんが、以下のような特徴的なデメリットが存在します。
毎日の入金はできない
エアペイは、入金のタイミングが、月3〜6回と決まっており、翌日入金がありません。
みずほ銀行・三菱UFJ銀行、三井住友銀行に関しては月3回、その他の金融機関の場合は月3回のみ振り込みが行われます。
入金手数料無料といった低コスト化を実現しているのは魅力ですが、すぐに現金を用意したい方にとっては、なかなか気になるデメリットと言えるでしょう。

審査が厳しめで時間がかかる
エアペイは、審査基準が少し厳しめだと言われています。
ホームページ上では、お店の規模や業種を問わずに利用可能と記載されているため、審査が厳しすぎるといったことはありませんが、以下のような要素があると審査に通らない可能性が高いです。
- クレジットカードの利用履歴に問題がある
- 銀行との取引履歴がほとんどない
- 経営実績が極端に少ない
これらはキャッシュレス決済の一般的な審査基準ですが、エアペイももれなく該当しています。
また、審査はクレジットカードや電子マネーなど、それぞれで別途行なわれるため、すべての決済手段が使えるようになるまでには2~3週間ほどかかります。
審査が即日に完了するケースはないため、利用を検討している方は、早めに申し込みを行うことをおすすめします。

対応端末がiOSのみ
エアペイが対応する端末はiOS端末、つまりiPhoneやiPadのみです。
Androidには対応していないため、Android端末しか持っていない方は、エアペイ導入のために別途用意する必要があります。
また、iOS端末を持っていたとしても、古い機種の場合は対応していません。
現在は、iPadの無償レンタルキャンペーンを行なっているため問題はないですが、いつキャンペーンが終わるかは分かりません。
Android端末しか持っていない方や、レンタル品に抵抗のある方は、気になるデメリットと言えるでしょう。
分割払いに対応していない
エアペイの支払い方法は一括払いのみです。
クレジットカードによるリボ払い、分割払い、ボーナス払いは利用できません。
分割払いを希望された場合は、一括で払ってもらい、その後にカード会社ごとに用意されている分割払いサービスへ、お客様自身が申し込んでもらうしかありません。
エアペイ(AirPAY)を導入する店舗のメリットと注意点
ここからは、エアペイを導入することで店舗にどういったメリットが得られるのか、詳しく解説します。
後半では導入する際の注意点をまとめていますので、併せて参考にしてください。
振込手数料が無料
多くのモバイル決済サービスは、指定の口座でなければ振込手数料がかかります。
たとえばモバイル決済サービスのひとつである「楽天ペイ」の場合は、楽天銀行以外の口座だと330円の振込手数料が必要です。
振込のたびに330円を支払うのは長期的に見ると大きなコストとなり、楽天銀行を利用していない方はコストを削減するために、新たに口座を作成するのが一般的です。
しかしエアペイは、ゆうちょ銀行以外ならどの銀行でも振込手数料が無料なので、新たに口座を開く必要性がありません。
現在使用している口座をそのまま使えるのは、手間も削減できて大きな魅力となっています。
0円でスタートできる
モバイル決済サービスは、専用機器の購入でそれなりの費用がかかるケースも多く、コスト面の不安から利用を踏み切れずにいる方も少なくないです。
その点エアペイは、カードリーダー(税込20,167円)とiPadが無料でレンタルできるキャンペーンを展開しているため、導入コストがかかりません。
新規申し込みで店舗を持っている方がキャンペーン対象となっており、条件に当てはまれば実質0円でエアペイを導入することが可能です。
月額固定費などもないため、店舗がある方は、導入を検討する価値が十分にあると言えるでしょう。
決済手数料が業界トップクラスに安い
エアペイの決済手数料は0.99~3.24%と、業界最安水準です。
クレジットカードやQRコード決済が一律3.24%、交通系電子マネーが2.95%となっています。
決済手数料はお店の利益率を大きく左右するポイントなので、コストが少なくて済むのは大きな魅力です。
決済手段が豊富
エアペイは決済手段が非常に豊富です。
ほとんどのクレジットカードブランドはもちろん、交通系電子マネーやQRコード決済にもバッチリ対応し、対応決済方法は56種類にものぼります。
お客さまの支払い方法のほとんどに対応しているのは、お店の信用性を高めるうえでも大きな強みとなるでしょう。
訪日外国人の支払い手段にも対応できるため、今後、外国人客をより増やしたいと考えている方にもおすすめです。
万全のサポート体制が用意されている
エアペイは、トラブル時のサポート体制が万全なのも大きな魅力です。
ヘルプセンターの電話受付は9:30~23:00と遅い時間まで対応しており、深夜営業をしている店舗を除くほとんどの店舗が営業時間中に問い合わせできます。
チャット問い合わせにも対応しているので、電話をするほどでもない質問をする際に、気兼ねなく利用できるのもありがたいポイントです。
決済時のトラブルは緊急性が高いケースも多いため、万が一の際にすぐにサポートを受けられるのは大きな安心感があります。
エアペイの注意点
メリットの多いエアペイですが、利用する際の注意点もいくつかあります。
利用の際に特に注意しておきたいポイントを以下にまとめました。
- Wi-Fi接続環境が必須
- 分割払いやリボ払いはできない
- ゆうちょ口座の指定は不可
- 複数店舗で使う場合は店舗分の契約が必要
- レシート発行は別途プリンターの購入が必要
特に、ゆうちょ銀行に対応していない点は見逃されがちなので、現在ゆうちょ銀行を利用している方は注意してください。

エアペイ(AirPAY)を導入する前に知っておきたい手数料の明細と導入費用
エアペイの手数料の明細と導入費用については、以下のとおりです。
費用 | 備考 | |
導入費用 | カードリーダー:20,167円(税込) | キャンペーン対象であれば0円 |
月額固定費 | 0円 | ‐ |
振込手数料 | 0円 | ゆうちょ銀行は非対応 |
決済手数料 | 0.99~3.24% | – |
エアペイは、導入費用としてカードリーダーレンタル費がかかりますが、キャンペーン対象であれば無料でレンタルできるため、導入費用は0円となります。
月額固定費や振込手数料もかからず、エアペイの利用でかかる費用は、実質決済手数料のみです。
万が一売上が少なかったとしても、月額費用がかかるわけではないので、設置しておいて損はないと言えるでしょう。


エアペイ(AirPAY)のQ&A
エアペイを利用するにあたってよくある質問にお答えします。
解約はどうすればいい?
解約の際は、エアペイWebページの解約依頼専用フォームに入力すれば解約可能です。
解約を申し込むと、iPadや専用カードリーダーを返却するための配送キットが届くので、これにレンタル品を入れて返品すればOKです。
AirIDを削除すれば、AirIDに紐付く個人情報も消去できます。
なお、解約手数料は基本的に発生しませんが、レンタルしたiPadでエアペイを利用したことが確認できない場合は、iPad本体とカードリーダーの端末費用が請求される場合があります。

エアペイは個人事業主でも導入できる?
エアペイは個人事業主でも導入できます。
個人事業主が申し込む際に必要な書類は以下です。
- 免許証などの本人確認書類
- 店舗を確認できる書類やWebページのURL
- 銀行口座
登記簿謄本は必要ありません。
屋外販売や移動販売などでも、モバイルWi-Fiを活用すればエアペイを利用できます。
複数のiPadで利用できる?
エアペイのカードリーダーは複数のiPadとは同時接続できません。
カードリーダー1台につきに接続できるのは、iPadもしくはiPhoneのいずれかひとつのみです。
エアペイを追加で利用する際は、新たにカードリーダー(税込 20,167円)をレンタルする必要があります。
エアペイ(AirPAY)導入のまとめ
エアペイは、導入コストがかからず、操作も簡単で非常に利用しやすいモバイル決済サービスです。
決済方法も豊富なので、いままで取り逃がしていた新規顧客の獲得も期待できるでしょう。
- キャンペーンを活用すれば導入費は実質0円
- 対応端末はiOS端末のみだけどiPadを無料でレンタルできる
- かかる費用は決算手数料のみで月額固定費は一切かからない
- 決算手数料は業界最安水準の3.24%
- 56種類もの決済方法に対応している
- 導入も簡単で手間がかからない
- 審査は若干厳しめで利用までに2週間ほどの期間を要する
- サポート体制が万全でほとんどの店舗が営業時間中に問い合わせできる
- 入金のタイミングは月3〜6回で翌日入金はできない
- 個人事業主でも導入可能
エアペイはこんな人に向いている
最後にエアペイが向いている人を以下にまとめましたので、参考にしてください。
- 実店舗がある人
- 決済手数料を安く抑えたい人
- 幅広い決済手段を使いたい人
- 機械オンチでも利用できる決済サービスを求めている人
- 多額の現金をなるべく置きたくない人
- お店で現金払い以外の問合せが増えている人
- 海外のお客様が多いお店を経営している人
- 即日振込が無くても問題ない人
- お客様満足度を高めたい人
- ゆうちょ銀行以外を利用している人
あらゆる決済手段に対応するエアペイを導入し、お客さま満足度を高めてより一層お店を繁栄させてください。
リクルート決済サービス ヘルプデスクの対応わるすぎ
困っているからヘルプデスクに電話してるのであって常に上から目線で、ヘルプもサポートでもなく、カンペ読む感じで「分かりかねます!」って自信もった感じで言われても…非常に対応悪い!というか何もしてくれないです!
みん評